ブログを始めました。

1979年に"スペイン建築史"という本を相模書房から出していただいて、それから早くも30年強。
人生の大半をこの地で過ごしてしまいました。
今ももちろんスペイン在住ですが、その後も旅を続けてきました。
スペインが好きなのでしょうね。

それをブログでご披露できればと思っています。

テキスト写真は全て私にコピーライトがあります。無断転用はご遠慮ください。

ご存知ガウディのカサ・ミラ、現地ではラ・ペドレラと呼ばれるのが普通ですが、現在すぐ横で新幹線のトンネル工事をしています。
これも話題になりましたね。市民の中には市内を通すな、市の記念碑に大事があったらどうするんだ、トンネルを掘るのは危険だ、ガウディのサグラダ・ファミリアが危ないということでした。
無事サグラダ・ファミリア周辺の工事は終わり、今はカサ・ミラの横まで工事は進んでいます。
右側のちょっと汚らしいところは実は工事現場だからです。無論交通止めされています。
一応難関というか非難のあった、二つのモニュメントは無事ほぼ通過と言うことでしょうか。

これは私が始めてバルセロナに着いたころ見たカカ・ミラです。1971年です。
車がやたらと懐かしいのですが、Ｓｅａｔの600という今もコレクターからは評判の高い当時の大衆車が走っています。
カサ・ミラのファサード兎に角黒かったですね。左手は足場が組まれていて補修していたようです。

これはごく最近の写真で奥にカサ・ミラが見えます。おかしいのは不思議に町に溶け込んでいますよね。
これがガウディの不思議なところです。

建設中のカサ・ミラ
まだ建具が入っていない。
バルコニーの鉄細工は１つだけ、サンプルだけが出来ている。