2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

タラゴナの古代ローマ遺跡Tarragona Romana

円形劇場/Anfiteatro中央部分にはロマネスク時代に教会が建てられました。 石切場/Cantera 石切り場は独特な雰囲気を持っていますが、ここも不思議なところです。 サーカス/Circo 現在のサーカス。見学できるように整備されました。2009年5月22日撮影 奥にサ…

古代ローマ劇場/Teatros Romanos en Península

1976年7月撮影/junio de 1976 [] 以上メリダの古代ローマ劇場/Teatro en Mérida 夏には実際劇場として使われている。 Evoraの古代ローマ神殿1976年6月撮影Templo Romano de Évora あの天正の少年使者たちもこの寺院跡を見たことでしょう。 エヴォラの日常、…

メリダの水道橋/Acueducto de Mérida

「奇跡の水道橋」 といわれるメリダ(Méridaローマ名Emerita Agustus)のそれは現在827.7メートルにわたり、断続的に37本の柱といくつかのアーチが残るだけであるが、構造材はコンクリート(泥と小石などの骨材)で、その外被を耐久材で被い、三重のアーチを構…

Pont du Gart

こちらの方は高さ47.40メートル 全長275メートル最大スパン24.40メートルということです。 最近行っていないのですけれど、結構交付恐怖症の人はここは見学できないな、と思いました。 1975年8月撮影。

第二章 半島のローマ/Capítulo Segundo Los Romanos en Península

アルカンタラの橋 現存する最大のローマの橋といわれる、アルカンタラの橋(Alcantara, 完成105-106年)は全長一九四メートル、最大スパン28.06メートル、水面からの最高レヴェル57メートルで、6つのアーチによって築かれ、橋の中央には14メートルのトラヤヌ…

セゴビアのローマ水道橋/Acueducto de Segovia

約800メートル現存しています。/ unos 800 metros perfectamente conservados y especialmente integrado a la ciudad 以上2009年4月12日撮影/12 de abril 2009 懐かしいコダクロームの色ですね。/Color de Kodachrome こちらはフジクロームですね/Colo de F…

メリダ

ポルトガルのコーン倉庫エスピゲイロ

ポルトガルリンドーゾのエスピゲイロ群 村には60ぐらいのエスピゲイロが群がっています。城側から撮影。奥には村が見える。 いまでは子供たちも靴をはいているでしょうが、当時は全ての子供までいきわたっていませんでした。 いずれも1976年7月撮影

スペインのオレオ/Hórreo en España

Cambarroのオレオ。海岸線にあって、洗濯の干場にもなっていました。 Carnotaのオレオ。修道院附属のオレオで、やたらと長くもちろん使い勝手が悪そうなオレオです。左手に見えるのが鳩小屋。無論食用です。1992年3月撮影 ネズミ返しを下から見たところ、こ…

北ポルトガルのケルト

ケルト時代の住宅理想復元 石が見事に組まれています。これには関心しました。 境界壁 浴場(蒸し風呂)施設 浴場施設の壁に刻まれた、巴の模様 いずれもシターニャ・デ・ブリテイロス。1976年7月撮影 17ページ

パジャサ/Pallaza

O Cebreiroのパジャサ 1975年5月最初に行った時、この屋根の形がとてもきれいで印象的でした。 1992年3月に行った時はほとんどの廃屋の修復が終わって、峠にあるこの村がにぎわっていた頃の姿に戻っていました。ここはサンティアゴの巡礼道の宿場に入ってい…

スペインのケルト/Celtas en Península

Coaña コアーニャでは4メートル近い高さを持つ壁が残っており、これらはかなりせい高であったとも考えられている。また、これらが2500年以上たった今日、この辺りのパジャサ(Pallaza)と呼ばれる民家として、ほとんど正確に受け継がれているのである。 これ…

ヌマンシア/Numancia

ヌマンシアは地理的にドゥエロ河のほぼ源、またエブロ河ともさほど遠くない位置にあり、ローマにとっては中央メセタ進出への重要地であるのだが、「ヌマンシアの戦い 」は「ローマの恥」といわれたほどの苦戦で、十年間(紀元前143-133年)続いた。 この戦で…

タラゴナのイベロ族時代の石壁/Tarragona Época Iberos

イベロ族時代に築かれたタラゴナの市壁。ごろごろした奥の下の部分。また、切り石部分は古代ローマ時代、漆喰塗はそのさらに新しい建設です。ここだけで2000年の歴史が目にできます。1970年代撮影 市壁下部の大ぶりの石がイベロ族が築いたものとされている。…

第2章 植民者と原住民 アンプリアスAmpuries

現在はアンプリアスには町はない。近くにマリーンAmpuria Bravaがある。また近くには世界的に有名になったシェフのレストランエル・ブジが・・・。 Ampuries、現在のジローナ県のアンプリアスのギリシャ植民地。後にはローマの植民地となる。こちらの方は…

巨石文化

巨石文化にのめりこんだ時期があって、その頃メノルカ島以外にもかなりいろいろな所に行きました。巨石文化といっても色々な文化圏で、色々な形と、年代でできていますからこんな乱暴な言い方はないのですが・・・・ 大きなお椀を伏せたようなものがぎっしり…

メンヒールなど/Menhir

若干脱線しすぎていますが、巨石文化遺跡は随分見学しました。例えば・・・・。 Viseuヴィセウ、ポルトガルのドルメン。1985年撮影 フランス・ブルターニュ、カルナックの巨石時代遺跡 1980年代撮影 Dalt, メノルカ

アイルランド/Irlanda

石、石、石 石積みの境界線

タラヨット・Talayot

メノルカ島の巨石文化遺跡タラヨット タラヨットはサルデーニャ、コルシカ両島のヌラーゲ(Nuraghe)に類似したもので、平面方形、または円形、断面三角形、または中ぶくれした三角形の石積みで、防御と住宅用と考えられるが、壁厚は不均衡に厚く、時には完…

アイルランドのナベータ?

アイルランドDingleの古代住宅。この形がよく似ています。アイルランドを旅行していた時、これを見てびっくりしました。 もちろん石はずっと小ぶりで、きれいに並べてある、周りは犬走りがあったりして、さすが雨の多い国だからと思ってみていましたが、まあ…

メノルカ島

メノルカ島は700Km2、人口は9万強ですからまあ一日もあれば十分島は一周できます。地中海の島の中でも小さな島。イギリスの支配期もあったのですが、その頃に作られたラム酒の工場が今も稼働して名物になっています。特においしかったのはチーズ。どっし…

メノルカのナベータ/Naveta

船の形をしたナベータ ナベータ(Naveta)はその名が示す通り、船を逆さに置いたような形をした墓で、矩形の戸の内部は覆道、その奥が墓所となっていて、もっともよく知られたエルス・トゥドンス(Els Tudons、紀元前1400-1200年)のナベータは全長14メートル…

メノルカ島の巨石文化

タウラ。2枚の大きな板を立て、これにつっかえ棒のような2次部材を立てかける。このタウラというのは地方の言葉で何故かテーブルという意味なのです。無論スケールアウトです。 いずれもメノルカ島Daltの巨石文化 2008年11月撮影

第1章 現存するドルメンではスペイン最大のメンガのドルメン

1970年代後半撮影 7ページのメンガのドルメン

スペイン建築史の目次は次のようでした Los indices del libro de Historia de “Historia de Arquitectura Española”

Capítulo 1 第1章 古代から歴史時代 Desde antigüedad a era historica 未知の構造物 Construcciones desconocidas 植民者と原住民Imigrantes y indigenas Capítulo 2 第2章 半島のローマ Los Romanos en PeninsulaCapítulo 3 第3章 初期キリスト教建築Prime…

ブログを始めました。

1979年に"スペイン建築史"という本を相模書房から出していただいて、それから早くも30年強。 人生の大半をこの地で過ごしてしまいました。 今ももちろんスペイン在住ですが、その後も旅を続けてきました。 スペインが好きなのでしょうね。それをブログでご披…