メリダの水道橋/Acueducto de Mérida

「奇跡の水道橋」 といわれるメリダ(Méridaローマ名Emerita Agustus)のそれは現在827.7メートルにわたり、断続的に37本の柱といくつかのアーチが残るだけであるが、構造材はコンクリート(泥と小石などの骨材)で、その外被を耐久材で被い、三重のアーチを構成している。
この耐久被覆材というのが赤レンガと切石であり、それらを交互に並べることで、赤と灰色の縞模様を描いているのだが、後に回教徒はこのアーチの構成と色彩をコルドバのモスクのデザインに借用したと言われる。

メリダの水道橋のスペインではきれいに残っている例です。1976年7月撮影。Acueducto de Mérida.Junio de 1976

バルセロナ旧市街にある古代ローマ寺院