ペラ・バジャールト・イ・ベントゥーラ

Pere Ballart i Ventura庭師。アルティーガスのためにデザインした庭はマグネシウムの庭とガウディは呼んでいた。グエイ公園は水が少なく俗にはげ山と言われていたのに対して、“マグネシウムの庭”はジョブレガット側を挟んだ両側の敷地という水源に恵まれた、しかも標高の高い場所であった。ガウディはグエイ公園の自生の植物を“マグネシウムの庭”に送ったと言われている。
ペラ・ベントゥーラが関わったのはバルセロナの山の手にある、ベジェスグアルドの広大な敷地であった。ガウディはここでグエイ公園のような土地の石を使って壁面を覆わせたがこの庭師によって松、杉、あるいはパームの木が植えられた。