ヘロニモ・キハーノ

Jerónimo Quijano
16世紀活動。
スペインの建。彫。サンタンデール出身。1519年ハエンでホアン・ロペス・デ・ベラスコ(Juan López de Velasco)、グティエレス・ヒエレロ(Gutiérrez Gierero)とカテドラルの僧席に仕事をしている。1526年ホコボ・フロレンティーノ*を受け継ぎムルシアのカテドラルの工事を続行。聖器室のポルタル、鐘塔の2段目、ロス・フンテネーロスのチャペル(Los Junteneros)、を建設しているほか正面ファサードを起工させているが、18世紀の現在みられるファサード建設のために壊されている。ムルシアではサン・フランシスコの修道院(San Francisco, Murcia, 1548年)を設計。サン・フランシスコ・カレッジ(San Francisco, Lorca) を設計、監理、アルバセーテのサン・フアン教会San Juan, Albacete, 1538〜1542年)の設計を残した。

《参考文献》
Berenguer, P. A., 『Jerónimo Quijano, arquitecto』, B.S.E.E., VIII, 242 IX, 142.
Gutiérez Cortina, C., 『La Capilla de Jerónimo』, Goya, 39号1977年

ムルシアのカテドラルの鐘塔