エリアス・ロージェント・アマット

Elies Rogent Amat
生:バルセロナ/1821年 没:1897年
 スペインの建。1850年マドリッド建築学校を終える。19世紀の歴史的ロマンティシズムを主流とするアカデミズムに対抗した最初の建築家であり、モデルニスモの建築家のひとりと数えられる。彼の活動はリポール修道院(Ripoll, 1865〜93年)、サン・クガットの修道院(Sant Cugat del Vallés)、タラゴナのカテドラル(Tarragona)など修復プロジェクトをはじめとして、バルセロナ建築学校の最初のディレクター、バルセロナ大学校舎(1859〜81年)、神学校(1878〜88年)、マタロの牢獄(Mataró)などの設計活動など多岐にわたって活躍をしている。
《図版》
肖像
リポール修道院
バルセロナ大学校舎
同平面図

三交社刊 建築家人名事典より

《主要作品》
マタロの牢獄(La prisión de Mataró,1863年)
バルビドレラの貯水池(El pantano de Vallvidrera, 1865年)
カサ・アルヌス(Casa Arnús, Barcelona, 1868年)
カサ・アルミライ(Casa Almirall, Barcelona)
バルセロナ大学(Universidad de Barcelona, 1859〜81年)
バルセロナ神学校(Seminario mayor de Barcelona, 1878〜88年)
サン・クガットの修道院回廊の修復( Sant Cugat del Vallés,1852年)
リポイの修道院修復(Ripoll, 1886年)

リポイの修道院


バルセロナ大学

バルセロナ神学校