2世紀末

タラゴナの古代ローマ円形劇場/Anfiteatro de Tarragona/タラゴナ/Tarragona

80年代は修復工事は始まっていたものの、全体では荒れ放題という感じだった

円形劇場はかなり色々な部分でダメージを受けているが、アリーナ部分に教会が建てられ、左端は削り取られ住宅にされ、また奥は鉄道がかすっているのでこれも若干削られている

現在のタラゴナの中心部の模型。これで明快なように町は3つのレヴェルで分断されている。一番高い部分が現在のカテドラルのある部分で、その下がフォーラムさらに下にサーカス(模型では一番手前)、また町はずれに円形劇場が作られていた

『スペイン建築史』、相模書房、東京、1972年、P.31参照

ユネスコ人類の遺産登録