BC.2世紀以降

膨大な石材を切り出すためにローマ人たちは石切り場を6か所、タラコ周辺にもっていた。このうちエル・メドル(El Mèdol)の石切り場は現在までもよく保存されている。
長さは200メートル、幅は最大40メートルで、切り立った壁面は20メートルを超えている。切り取った石は5万m3を超えると想定されている。現在の旧市街のベージュ色の街並みは、このライムストーンでできているといっても言い過ぎではない。