1238年以降 アルハンブラ

グラナダに9世紀、要塞として建てられたアルカサールに手が入れられ現在のアルハンブラ宮の原形が作り始められる/Alhambra/グラナダ/Granada, Andalucía/要塞として建設9世紀建設されその後増築、15世紀のレコンキスタ後にも手が加えられた

今パティオはかぎりなく静かである。獅子の口から流れ落ちる水音が、平行に相対する二組の壁に反射され干渉しあい、「消えることのない音」であるかのごとく、いっそうの静寂を感じさせる。 平島二郎著、『世界建築史の旅』、中公文庫、1992年、144頁。