1894年 カ・オルダル

カ・オルダル/Ca l´Ordal/ジョアン・ルビオ・イ・ベズベール/Joan Rubió i Bellver (1870-1952)/Plaça de Anselm Clavé, 1, 3/Santa Coloma de Cervelló/Berenguerと協働か。カタルーニャの農家マシアを改装して作られる。コロニーの入り口にあって、グエルの家というか、工場を向いたのが正面で、裏側は農耕具を入れたり、屋内での農作業をができるすぺすが煉瓦のスクリーンで半透明にこちら側に増築されている。シンメトリーに家は2分されている。見事な煉瓦の積み方は、その後コロニーの労働者用の住宅にも転用され、あたかも煉瓦の作品集かのような豊富なヴァリエーションが見える。いずれにしてもルビオの処女作としてはいかにも出来すぎているといえば言える。