メノルカのナベータ/Naveta

船の形をしたナベータ
ナベータ(Naveta)はその名が示す通り、船を逆さに置いたような形をした墓で、矩形の戸の内部は覆道、その奥が墓所となっていて、もっともよく知られたエルス・トゥドンス(Els Tudons、紀元前1400-1200年)のナベータは全長14メートル、最大幅6.5メートルの規模で、内部は二層になっているいるほか、切石が規格化している点で興味深く、スペインの現存最古の建築作品とみる見方もある。 しかも遥かアイルランドにも非常に形の似た遺構がある。

Els Tudonsのナベータ。船の形をしているのでこの名前です。2009年11月撮影

こちらは側面。1984年11月撮影です。
84年に行った時には周辺の壁はありませんでしたが、やはりこんな田舎でもいたずらがあるのでしょうか。管理人もいませんでしたから、入場無料。
9ページのトゥドンスのナベータ