第2章 植民者と原住民 アンプリアスAmpuries


現在はアンプリアスには町はない。近くにマリーンAmpuria Bravaがある。また近くには世界的に有名になったシェフのレストランエル・ブジが・・・。

Ampuries、現在のジローナ県のアンプリアスのギリシャ植民地。後にはローマの植民地となる。こちらの方はローマ支配期の墓地。1973年2月18日 
保存されているモザイク床

アンプリアスAmpries
ギリシャ都市創設されたエンポリオンは紀元前575年に基礎を据えられ、アラリアにおけるカルタゴエトルリアとの戦い(紀元前535年以降)、その軍事キャンプとしての重要性を増していった。全市は3ヘクタールを超えることのない小規模なもので、市門は南面に車両をわずか一台通すだけの幅が開けられていたという、しかも市門はここ唯一のもので、方形平面の二基の塔がそれを守り、さらに強固な市壁が周囲をぐるりとめぐらされている。この壁は時に2メートルを越える巨大な石材から成り、ジローナやタラゴナに残る石積み同様、さらにそれよりも以前の先住民族によるものとされている。文化ですね。しかも石の文化です。
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