ジョアン・マルトレイ

コミージャスのSobrellanos宮(1878年
この建物はグエイの義父であるコミージャス候のためにマルトレイがデザインしたもの 左手にあるチャペルも同じくマルトレイの手になっているのだが、中にはガウディの家具が入っている さらにガウディはここにエル・カプリチョ邸をデザインしている


コミージャスのチャペルについては
http://d.hatena.ne.jp/Arquitecto+AntoniGaudi/20110831

Les Salesesの修道院付属教会(1877〜1885年)

この教会にガウディが携わったことはよく知られている マルトレイ得意なゴシック・スタイルに不思議なレーヤーが被さっている。これは間違いなくガウディの手が入っているのだ

Pedralbesの修道院修復(1887年)

Mercèの教会キューポラ(1888年)

Pedralbes王宮改装

この王宮は古い建物をグエイが1862年に買い取った時改装させたもので、ガウディは門をいくつか設計し、通称グエイ別邸と呼んでいるが3万平米の広大な敷地のアクセス、これに付随する馬小屋である 1918年この建物はグエイが侯爵のタイトルをもらった時に礼として王家に寄贈している 現在みられる王宮はその後、更に改装されている 

Montserratのロザリオ(1904年)

モンセラの山の聖地であるマリア像が見つかったところと修道院の部分を結ぶ道にはロザリオと称して幾つかのモニュメントが作られた 時代の代表するデザイナーがこれを手がけているがマルトレイも幾つかを実現させている ドメネク、プーチそしてガウディも作品を残している これもマルトレイ得意なネオ・ゴシックである