ルイス・デ・アレバロ

Luis de Arévalo
活動:18世紀
 スペインの石。グラナダのカルトジオ会修道院の聖器室(正式名はMonasterio de Nuestra Señora de la Asunción, 俗にLa Cartuja, Granada)を実現させている(礼拝堂はF.ウルタード*の設計)。マヌエル・バスケス(Manuel Vázquez)が装飾家兼彫刻家としてここに働いている。スペイン・ロココのキャラクターを最も現わした作品のひとつとして知られている。装飾の過多に対し、空間の明快な構成とが対比されている。この聖器室は1730〜47年に建設された。また、アレバログラナダでサン・アントニオの修道院(Convento e Iglesia de San Antón, 別名San Antonio Abad)の付属教会のポルタルも残している。

三交社刊 建築家人名事典より

カルトジオ会修道院聖器室

同タベルナクロ


ボーダ・イ・ナバハス、ホセ
José Bada y Navajas
生:1692年 没:1755年
スペインの建。フランシスコ・ウルタード*の弟子。グラナダのカテドラル、サグラリオの門を1722年実現。後陣、あるいは聖器室もボーダの作だとする研究者もいる。
《参考文献》
Encarnación Isla Mingorance, 『José de Bada y Navajas: arquitecto andaluz (1691-1755)』 1977年刊