ロドリーゴ・ヒル・デ・オンタニョン

Rodrigo Gil de Ontañón
Rascafria[サンタンデール]/1500頃〜セゴビア/77年)はその長子で両工事を引き継ぎ、晩期ゴシックに始まりプラテレスコ時代にかけての代表的建築家となる。サンチャゴ・デ・コンポステーラのカテドラルの回廊の主な部分を建設(1540年)、サラマンカではモンテルレイ宮の設計(Monterrey, 1539年、僧侶マルティン・デ・サンティアゴ/Martマルティン・デ・サンティアゴとの協働)、ラ・サリーナ邸(La Salina、1519年)、そして多くの建築家が手本としたファサード、ラス・ベルナルダス教会(Las Bernardas、1552年)も手掛けている。レオンのグスマン宮(Guzm掛けている。レオ〜66年)のほか、アルカラ・デ・エナーレス大学のファサード(Alcalá de Henares, 1541~53年)を残している。後者は付け柱によって5分割されており、その中央にはギャラリーが上部に付き三角形のタンパンでこれが切断されている。

《参考文献》
Casaseca, A. 『Rodrigo Gil de Hontañón』, Salamanca, 1988年

三交社刊 建築家人名事典より

《主要作品》
ビラフランカ・デル・ビエルソのサンタ・マリア・カレッジ(Colegiata de Santa María, Villafranca del Bierzo)
セゴビアのカテドラル(Catedral de Segovia, 1526年以降)
サラマンカのカテドラル(Catedral de Salamanca, 1538以降)
サラマンカモンテレイ宮(Palacio de Monterrey, Salamanca, 1539年建設開始)
ラス・ベルナルダス教会(Las Bernardas、1552年)
サラマンカのツリチングエ・カレッジ(Colegio Trilingüe, Salamanca (現存しない), 1556年)
レオンのグスマネス宮(Palacio de los Guzmanes, León, 1559-1566年)
アルカラ・デ・エナーレスの大学(旧Colegio Mayor de San Ildefonso, 現Universidad de Alcalá de Henares 1541-1553年)
メディナ・デ・リオセコ教会のサンティアゴの教会(Santiago, Medina de Rioseco)
カセレスのサンティアオ教会(Santiago, Cáceres)
トーロのサン・フリアン教会(San Julián, Toro)
ビジャカスティンのサン・セバスティアン教会(San Sebastián, Villacastín)
サンティアゴのカテドラル回廊(claustro, Catedral de Santiago)

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