アントニオ・ロペス・アグード

Antonio López Aguado
生:1764年 没:1831年
スペインの建。ホア・デ・ビジャヌエバ*の弟子。サン・フェルナンド王立美術アカデミーに学ぶ。卒業とともに奨学金をもらいイタリア、フランスへ遊学。
その後1795年にアカデミーの建築部門のコミッショナーとして任命される。その後もアカデミーで活躍し、1805年には建築セクションのディレクターを務める。
建築家としてはほぼマドリッド内でフェルナンド7世籠の下数々の作品を残している。トレドの門、王立劇場の設計、また郊外に14ヘクタールのカプリチョの公園(El Parque de El Capricho, Alameda de Osuna, 1787〜1839年) にも参加、
王女の娯楽施設であるカジノ・デ・レイナ(Casino de la Reina) にも仕事を残し、ビジャヌエバが残した現在のプラド美術館 (1814-1831)の補強、改装、現在のティッセン美術館(Museo Thyssen-Bornemisza)となっているソノラ候、ビジャエルモーソ候の宮殿などを実現させている。

現在の王立劇場