マエストロ・マテオ

Maestro Mateo
活動:1161〜1217年
 スペインの建。生没不詳。1161年以降にサンチャゴ・デ・コンポステーラのカテドラル(Santiago de Compostela)にその名が記録されている。そのカテドラルで地下聖堂と正面ファサード(1161年にはここで仕事をしていたという記録がある。現在栄光のポーティコと呼ばれている)を残している。後者は現在ではバロック期にフェルナンド・デ・カサス・イ・ノボア*によって付け加えられたファサードによって覆われているが、マテオの作品はスペイン・ロマネスク晩期の最高作品のひとつと数えられている。

三交社刊 建築家人名事典より

栄光のポーティコ


ポーティコの裏手の足元にあるこの像がマエストロ・デ・マテオだとされている