エルナの修道院回廊 Monasterio de Elna

1883年6月21日
エレナの修道院ルシオン地方の他の教会堂と違いエレナの教会は修道僧たちが建設したのではなく、司教座が建設している。南面は12世紀建設で、東面は13世紀初頭、北面は同世紀末、西面は14世紀の建設。その14世紀には2層目が付け加えられたが、1827年に壊されている。司教座がペルピニャンへ移動するに伴い(1602年)教会も荒廃をはじめるが、フランス革命後は役場として使われた。
回廊の設計自体は12世紀の通例である5ベイをアーチが繋ぐというもので、ロマネスクの南面はマエストロ・デ・セラボーン派の作とされて、植物、動物をモチーフとしている。中央の柱は聖ピーター、聖ポールの生涯をイコノグラフィーとして使っている。西面は南面を真似たもので、ゴシック・スタイルである。東面はゴシックで幼年のキリストの生涯を描いている。
この修道院へガウディは何故行ったのか。

エルナのガウディ 右から5人目の横を向いているのがガウディ