セサール・マルイティネイ・イ・ブルネット

Cèsar Martinell i Brunet (1888〜1973年)
建築家。美術研究家
父親は染物屋、母方は建設業という家族に生まれる。これが、マルティネイを1906年にバルセロナへ出て建築学校へ通うようにしたのだろうか。建築学校ではドメネク・イ・モンタネール、アウグスト・フォント(August Font i Carreras, 1846〜1924年)らに学ぶ。同時に美術学校へも通い、ミロなどと席を並べた。
1916年に卒業すると、農業協同組合のワイナリーを40ほど残した。ガウディとは学生時代からサグラダ・ファミリアに設計し、その影響がワイナリーの設計にパラボラ・アーチを使っている。
このうち次のワイナリーが文化財保護指定を受けている。
Cornudella de Montsant
Falset(1919年)
Nulles
Rocafort de Queralt(1919年)
Gandesa(1919年)
Pinell de Bray(1918年）
San Guim de Freixanet

ガウディについては著作を2冊残している。
『ガウディ：人生、論理、作品』(Gaudí: su vida, su teoría, su obra, 1967年)
『ガウディと自らが語るサグラダ・ファミリア』（Gaudí i la Sagrada Família comentada per ell mateix, 1999年)

ガンデサのワイナリー

ピネイ・デ・ブライのワイナリー

マルティネイのサグラダ・ファミリアの著作