ジョアン・ソレール・イ・ファネカ

Joan Soler i Faneca17世紀カタルーニャで活動の建築家。
ネオ・クラシックのスタイルでバルセロナに多くの作品を残している。その中には、現在はカテルーニャの州政府文化局として使われているラス・ランブラスにあるマルク宮(Palau Marc, Rambla de Santa Mònica, 8, 1775 〜1780年)。中世の市壁を壊して作られたラス・ランブラス通りに最初に出来た建物で、ファサードにはほとんど装飾はなく、3層、内部にパティオを設け、商人であったマルクが貴族の館をまねて作らせている。
また、同じくバルセロナジョッチャ・デ・マル(Llotja de Mar, 1774〜1802年建設)は町の商工会議所であり、もともと1352年に建てられたものを、ソレールによって新たにネオ・クラシックで建設された。その子トマスが完成させている。現在はサン・ジョルディ美術アカデミーとして使われている。

ジョッチャ・デ・マル