ロセンド・ノーバス・イ・バジュベ

Rossend Nobas i Ballbé (Barcelona, 1838〜1891年)
スペインの彫刻家。
バルセロナジョッチャの美術学校で学ぶ。リモーナ*同様、バウミジャーナ(Vallmitjana)兄弟の弟子の一人。絵も描いているが、彫刻家として名を残している。その中には宗教、人物、葬儀のための作品が多いが、いずれもリアリズムを特徴としている。1866年のパリでの個展は好評を得て、ウィーンの1873年の万博では賞をもらって時代の寵児となっている。
ガウディとは学生の頃アルバイトでやっていたシウタデーリャ公園の大滝でロセンドと仕事をしている、その後エウセビ・グエイがプエイ館をガウディに設計させる時、ロセンドに父親ジョアン・グエイの胸像をサロンに置くためにロセンドに依頼している。

《主な作品》
十字架のイエス(1870年)
瀕死の闘牛士(1871年
セルバンテス像(1872年)
カタルーニャの女(1878年
マリアーノ・フォルトゥニ像(1879年)
県庁舎(現在の州政府庁)のためのライオン(1881年
アリストテレス像(1882年、バルセロナ大学)
聖トマス(1882年)
苦痛(1883年、パンプロ―ナ)
エリサ・マスリエラ(1884年
アントニ・ロペス・イ・ロペスのモニュメントのレリーフ(1884年


シウタデーリャ公園大滝アウロラ(1885年)


ジョアン・グエイのモニュメントもノーバスの作