シャビエル・ノゲス・イ・カサス

Xavier Nogués i Casas (1873 - 1940年)
スペインの画家、セラミック、版画家
ノウセンティスモの時代に生きる。特に評価されているのは風刺画作家としてである。バルセロナに学び、当時の進歩的なアーティストと同じようにパリへと出る。ここではボザールに対抗してイタリア人フィリッポ・コラロッシが運営し黒田 清輝も通っていたコラッシのアカデミー(L'académie Colarossi)に通っていた。ここではやはり画家を目指していたカバーニャス(Alexandre de Cabanyes i Marquès (1877〜 1972年)と親交を結んでいる。
バルセロナに戻ってからはパピトゥ(Papitu)などの雑誌にバベルのペン・ネームで風刺画を描いている。バルセロナの市長室の壁画、あるいは酒場ラエターナの内装、備品、あるいはマルティネイ設計のワイナリーのフリーズにセラミックで絵を描いている(Pinell de Bray)。ガウディとはラ・ペドレラのロビー部分の壁画でクラペス*を助けて描いている。

ピネイ・デ・ブライのワイナリーのために絵つけをした


ラエターナの酒場のためのデザイン カタルーニャ美術館

ラ・ペドレラ・エントランスの絵