ホセ・ヤルザ・イ・ラフエンテ

José Yarza y Lafuente
生:Zaragoza/1750年
没:Zaragoza/1833年)
スペインの建。
アラゴン地方の建設業界で活躍した家系の一人。
サラゴサで建築とデッサンを学ぶかたわら父、ホセ・フリアンの工房で働く。サン・ルイスアカデミーのディレクター、市の議員、建築官も務める。父の死には、セオの工事を受け継いだ。そこでは参事会室、サン・ブルーノのポルタルを完成させている。
そのほかのサラゴサでの仕事のうち、大司教館、マグダレーナ教会(Magdalena, Zaragoza)の鐘塔の改装、サンタ・エングラシア寺院(Templo de Santa Engracia)の再建、アルハフェリア宮(Aljafería, Zaragoza)の改装、コメディアスの劇場のファサード改装(Comedias, Zaragoza)などを残している。
サラゴサ郊外でも仕事を多く残しているがそのうち、モレスのビルヘン・デ・ロサリオ教会(Virgen del Rosario, Morés) ラ・ルミンイア・デ・ドーニャ・ゴディーナの病院(La Almunia de Doña Godina)、サン・ペドロ・デ・アイェルベ教会(San Pedro Apóstol, Ayerbe)などを残している。