ヒラルダの時代/Giralda 1

この時代のものとして知られているのは、宗教建築ではセビィージャのカテドラルの鐘塔ヒラルダ(Giralda,1184〜1196年、後年増築)とオレンジのパティオの一部(1172〜1176年)、クアトロアビータンの行者庵(Cuatrohabitan, El Aljarafe, Sevilla)、メルトラのミヒラブ(Mértolaポルトガル)、アルメリアのカテドラルの石膏装飾、非宗教建築ではセビィージャのアルカサールのパティオ・デル・イエソ(Patio del Yeso,1181年)、黄金の塔(Torre del Oro,1220年)、サラゴサのアルハフェリア宮(Aljafería,1039〜1081年)、エル・カスティジェーホ(El Castillejo, Murcia)などがある。
キリスト教徒にとってもイスラム教、イスラムの文化には一目置いていたわけですから、壊してしまう事をしなかった。セビリアのカテドラル自体後世の人たちを驚かせるような建物を建てようという狙いがあったのですが、このヒラルダは増築はしたものの壊しはしなかった。

サラゴサのアルハフェリア宮