第五章ムデハル様式/-Arquitectura Mudejar

11世紀から16世紀の間―いやそれは今日ですら受け継がれているであろう−回教徒の手から始まって、キリスト教徒の手に次第に移り、いわばスペインの血と肉となって、キリスト教様式と合体して、複合様式を生むのであった。
これがムデハール様式である。それらはレンガや石膏を構造体に使い、彩色された化粧小屋組天井、ファイアンス・モザイク、アラベスク、馬蹄型アーチ、・・・・を使い特異な空間を築き、また個々には半島の伝統工芸としても生き続けるのである。

ソリアのサン・フアン・デ・ドゥエロ教会回廊/San Juan de Duero, Soria
1976年5月撮影

1976年5月の撮影の頃は芝生か敷かれていた。現在はこれが取り払われています。史実に忠実にと言うことなのでしょうが、芝生の緑が目にしみていい感じでした。


2008年8月27日撮影