図版7・8  La Sagrada Familia

サグラダ・ファミリア教会御誕生の門部分。御誕生の門(東門)のファサードは地下聖堂を完成し、アプスを閉じた後の1891年から翌年にかけたスタディが始められ、その翌年基礎を完成させている。この年の12月、教会の建設委員会は、これまでに5000ペセタを建設に投じたと報告している。しかしファサードが完成したのは、ガウディ没後の1930年であった。まさしく最後のカテドラルと呼ぶにふさわしい建設ペースである。
聖母マリアの戴冠は長年ガウディの従順な共同3制作者として働いたマタマラ(Joan Matamala)が、またイエスの”沐浴”はブスケッツ(Jaume Busquets)の手によって制作されている。》

名古屋デザイン博
「ガウディの城」展カタログ
写真解説より
1989年刊行

後記

現在のサグラダ・ファミリアの模型工房