マティアス・ラビーニャ・ブラスコ

Matías Laviña Blasco
生:Zaragoza, 1796年 没:1868年
サラゴザのサン・ルイス王立美術アカデミーで学ぶ。1816年にはローマへ行き、サン・ルーカスのアカデミー、アルキジムナシオ(ローマ大学Sapienzaの前身)で勉強し1830年建築家のタイトルを得る。サラゴサに戻るとビジャエルモーサ侯爵の居館、カンフランクの税関舎を設計、ログローニョの建設長となり、パセオ・デ・シエテ(Paseo de Siete)、カルメン修道院を改装し、学校に用途変更させている。1844年にはスペインでの建築のタイトルを得るためにマドリッドに戻り、サン・フェルナンドに入っている。建築書(Geometría descriptiva, 1859, Cartilla de adorno)も残し、晩年は9年間レオンのカテドラルの修復を手掛けたが修復への力量不足に直面したまま世を去った。

《参考文献》
Matías Laviña, 『Principio de Geometría Descriptiva』, Institución Fernando el Católico, 2011年ISBN 9788499110936
Matías Laviña, 『La catedral de León』, Madrid, 1876年
López Otero, M., D. 『Matías Laviña Blasco』, Revista Nacional de Arquitectura, 1948年