レウスの生家 Casa Natal de Gaudí

Carrer de Sant Vicenç, 4 Reus

出生地は二説あるわけだが、レウスにある生家の方は市役所によって管理、保存されている。ファサードの大きなプレートには次のように書かれている。1852年6月25日。この家に建築家アントニ・ガウディ・イ・コルネット生まれる幼年期、思春期という芸術形成に決定的な時期を過ごす.この町には皮肉にもガウディは何も残さなかった。一説にはレウスの市建築官がガウディ嫌いで、逆にドメネク・イ・モンタネールに接近していて、仕事があると郷土出身のガウディを差し置いてドメネクに依頼していたため現在ではバルセロナに次いでドメネクノ作品が残っているのがレウスということになっている。ちなみにカネット・デ・マルはドメネクの出身地だけれどもその街よりも多いのだ。
ガウディが本当にここで生まれたかどうかはわかっていない。 しかも、当時の建物は壊されてしまって、ファサードの壁にここで生まれた、という大きな記念のプレートが掛けられている。
また、すぐ横の小さな広場には幼少のガウディをイメージしたモニュメントが設置されている。

アクセス:Barcelonaからは鉄道で急行で1時間37分。Reusの駅からは歩いて15分

ガウディが生まれたとされる家

市役所によって家に取り付けられた記念のプレート

幼少のガウディをイメージしたモニュメント