ミセルコルディア教会改装 Santuario de Misericordia

所在地:Pl. del Santuari, s/n , Reus

1906/1914年

ガウディの晩年の弟子で伝記作家の一人ベルゴスはガウディがレウスの出身ではなく、リウドムスの出身だと言ったのは、レウスの郊外にある慈悲のサンクトゥアリーのファサードの設計依頼をされていながら教会の評議委員会ともめて実現しなかったので、レウスの人間ではないと言っていたと書いている。その真偽のほどは分からないにしろ、ガウディが唯一故郷レウスで関わったプロジェクトがこれであった。
慈悲のサンクトゥアリーはルネサンス・スタイルでインテリアはジョセップ・フランケット(Josep Franquet)らのフレスコ画によって覆われている。1602年この場所に聖母マリアが現れたとされ、そこのチャペルが建てられていたが、1650年にはサンクトゥアリーの建設がされた。
実際には簡単なスケッチしか残されていない。