マエストロ・マルティン

Maestro Martín
没:1234年
フランス出身の建。1226年以降トレドのカテドラルで建築長を務める。原設計をしたとされ、内陣を着工している。司教ヒメネス・デ・ロダ(Ximénez de Rada, 1170頃〜1247年)は40年の間司教の座を維持し、その間王家とも関係を保ちトレドでモスクのあった場所にカテドラルの建設に構想。司教の指示のもと5身廊形式、交差廊のない内陣を2重にチャペルで取り囲むというパリのノートルダムに習ったプランを考案する。この時建築長をパリから呼び寄せた。