ジャウマ・ブスケッツ・イ・モジェーラ

Jaume Busquetsi i Mollera (1904〜1968年)
彫刻家、画家
4人兄弟の末っ子に生まれ、長男のナルシスは僧侶となったが、そのほかの二人の兄たちもアートの世界に入っていった。ジャウマは若い頃にはジローナの建築家ラファエル・マソと親交を交え、ガウディの親友である彫刻家ジョセップ・リモーナ*、画家のダウリウス・ビラス(Darius Vilàs, 1880〜1950年).の工房で修業した。後者は宗教画が得意で、教会の壁画など多くを残している。
ビラスの影響かもしれないが、一説にはガウディとの親交を深めるなかで教会のプレスコ画を数多く残している。ガウディとの協働で記録されているのは、サグラダ・ファミリアの御誕生の門”イエスの生誕“のシーン“なのだが、現在みられるのは戦後の騒動も治まった1959年の設置されたものである。

エスの生誕の彫刻