ガスパル・ソロルサーノ

Gaspar Solórzano
16世紀活動
スペインの建。
バルトロメ*の子。メディーナ・デ・リオセコ(Medina de Rioseco, Valladolid)でサンタ・マリア・デ・メディアビジャ教会(Iglesia de Santa María de Mediavilla, 1517年),サンタ・クララの修道院(Santa Clara, 1529年)を残している。バジャドリッドのサン・グレゴリオにも働き(1524年)、パレンシアのサン・ミグエル(San Miguel, Palencia, 1531年)、1541年にはパレンシア県のアンプディアでサン・ミゲル教会(San Miguel, Ampudia)鐘塔階段を実現させている。
巨大なサンタ・マリア・デ・メディアビジャ教会は15世紀に着工し、ソロルサーノによってほぼ現在のような姿に完成されたが、三身廊で交差廊をもつ全長50m、鐘塔は更にその後年崩壊にあい地元の建築家ペドロ・シエラ(Pedro Sierra)によって1700年バロックの鐘塔が付け加えられている。
《参考文献》
García Chico, E., 『Gaspar de Solórzano, maestro de Cantería』, B.S.S.A.A., XV, Valladolid, 1949年