サンティアゴの巡礼地 Vol. 14

19/ポンフェラーダ/Pomferrada/11世紀建投の鉄の橋(ポン=フェッラダ)がこの街の名として残った。オスムンド司教が架けたこの橋の手すりが鉄であったからである,巡礼者のためであつたのは言うまでもない。城はローマ人以前から耍塞化していた山頂に12世紀にテンプル修道僧によって建てられたもの。

20/エル・セブレイロ/El Cebreiro/O Cebreiro/1099メ一 トルの標高にある村。サンチヤゴ巡礼時代から難所として知られ、宿泊施設があった。現在は9世紀建設の修道院のうち教会堂だけが残っている。村にはケルト時代からのワン・ルームの家屋が残っていて、かやぶきの美しい屋根と内部構成がおもしろい。

中部建築ジャーナル 1986年4月号より